いつもご来店ありがとうございます。

今朝がた、大変ご好評いただいている JELADO×BUTTON WORKS のChromexcel（クロムエクセル） レザーを使用した細ベルトの、ブラウンバージョンが入荷してきました。

Chromexcel レザーとは、100年以上続くシカゴの老舗タンナー（革鞣し会社）であるHorween（ホーウィン）社の、代表的なレザーです。

というわけで本日は、クラシカルなパンツと相性抜群のこちらの細ベルトを、ホーウィン社、そしてChromexcel レザーについて深堀りしつつ紹介したいと思います！

【JDG02648】JELADO×BUTTON WORKS D-Buckle16mmHorweenCXL(Cromxcel®)LeatherBelt

BUTTON WORKS は、ボタンやベルトのバックルといった金属パーツにおける、日本有数のスペシャリストです。そんなBUTTON WORKS さまのご協力のもと完成したのが、こちらのベルトとなります。

16mmの極細ベルトのために特注した、鈍くゴールドに輝く真鍮製のバックルを使用しています。ベルトループは鉄製ですが、最終仕上げとして艶消し真鍮メッキ加工を施し、全体に統一感を持たせています。

バックルやベルトループの固定には、あえて古いスタイルの四つ割れのスナップボタンを使用しました。さらに、内側にはレザーの力布を加えるなど、細部まで丁寧に作りこまれています。

ホーウィン社が生み出す、究極のChromexcel レザーについて

そして、今回のベルトの肝となるレザーには、前述したホーウィン社のChromexcelレザーを採用しました。

ホーウィン社とはアメリカはシカゴにて、1905年にイシドア・ホーウィン氏によって創業された100年以上続く老舗タンナーです。

（創業者のイシドア・ホーウィン氏）

（当代？の副社長のニック・ホーウィン氏）

そのホーウィン社の中でも、Chromexcelレザーはとりわけ特別な革だとされています。

その秘密は、秘伝の鞣し工程、そして仕上げ工程にあるようです。

クロムエクセルという名前からも察せられる通り、Chromexcel レザーは最初の工程でクロム鞣しという化学的な方法で鞣されます。

写真に写っている青みがかった色の革は、クロム鞣し後の革の特徴である、通称「ウェットブルー」と呼ばれる状態にあります。

そして次の、「再鞣し」と呼ばれる工程からが Chromexcel レザーに固有の魅力の源泉となっていると言えるでしょう。

樹皮から抽出した液や、その他の自然物質を配合した秘伝のレシピを用い、一度クロム鞣しされたレザーに、非常にヘビーな植物タンニンを再充填していくのです。

クロム鞣しと植物鞣しを組み合わせるメリットしては、両者の鞣し法の長所をいいとこ取りできるところにあります。

一般的に、クロムで鞣された革は強靭でしなやか、なおかつ柔らかいという特徴を持ちます。

他方で植物鞣しは、革らしい質感を残し、可塑性が高く経年変化が楽しめるという特徴があります。

そう、Chromexcel が採用しているクロムと植物のコンビネーション鞣しは、両者の長所を併せ持っているのです。

続いては「ホット・スタッフィング」と呼ばれる、鞣された革にオイルやグリースを充填していく工程です。

ここでも、秘伝の配合のオイルとワックスの混合物が用いられています。

そしてゆっくり時間をかけて、革に充填させていくのです。

こうしてオイルとグリースが充填された革には、Chromexcel の最大の特徴のひとつである「プルアップ」と呼ばれる性質が付与されるのです。

「プルアップ」とは、革の中でオイルが動いて表情を変えていく性質のことです。革をい裏側から指で押してみると特徴がつかみやすいです。

ここまで下地は出来上がっているので、あとは染色です。

ホーウィン社では「丘染め」と呼ばれる、革の表面だけを手作業で塗っていく昔ながらの手法を採用しています。また染料には、水性のアニリン染料を用いています。

表面だけを染色しているので、いわゆる「茶芯」と呼ばれる状態になっています。

着用にしたがって徐々に表面の色が薄れていきます。

「プルアップレザー」の特徴であるオイルの移動による表情の変化と相まって、非常に経年変化が楽しめる革になっているのです。

このような途方もなく複雑な工程を経て、今回のベルトのなんともいえない表情ができあがっているのです。

【JDG02648】JELADO×BUTTON WORKS D-Buckle16mmHorweenCXL(Cromxcel®)LeatherBelt

今回のベルトの魅力を少しでもみなさまにお伝えできていたら幸いです。

垣貫

【ご予約商品 2025年1月下旬前後】JELADO Age of Longing 407EXX Vintage Finish 【JP01407EXX】

Vintageのリアルさを追求した1着で、

実際に切られている事も多いシンチバックを

このモデルでは再現。

背面はスプリットバック(T-Back)仕様となり、

今では人気のディテールであります。

LEVI'S506XXが年々高騰しておりますが、

その中でも46以上から採用される

スプリットバックはさらに値段が跳ね上がり、

古着屋さんでは○00万円が付いております。

※頭の数字は1ではありません。

今回リリースする

407EXX Vintage Finishは、

L・XL・XXL・50の4サイズ展開で

お客様からも声が上がっていた為、

実現となったモデルとなります。

直営店限定という事と、

『100着のみ』の生産という事から

多くのお客様からのご注文を承っております。

毎回動きの早いVintage Finishシリーズ。

皆様、是非ご検討下さいませ。

宜しくお願い致します。

〜JELADOスタッフのコーディネート〜

新しい企画としまして

オンラインで、

スタッフのコーディネートが

ご覧頂けるようになりました。

各スタッフのスタイリングを

是非、参考にしていただければと思います。　

宜しくお願い致します。

こちらからご覧くださいませ。

～公式LINEアカウント～

JELADOではInstagramや、BLOGなどで

お客様に向けた情報発信をしておりますが、

公式のLINEアカウントを開設し、

そちらでも多くのお客様に情報発信をしておりますので

まだ『友達追加』がお済みではないお客様は

是非、友達追加をお願い致します。

～東野デニム様でもご紹介頂きました～

 

東野さんと庄司さんのYoutubeチャンネル

『東野デニム』にて、青タグシリーズをご紹介頂いております。

是非、こちらの動画もご覧くださいませ。

東野デニムの動画はこちらからどうぞ。

～持ち込みによる裾上げについて～

JELADO両店舗では、『他社ブランドのデニム』でも

店舗に持ち込んで頂ければ裾上げを承っておりましたが、

店頭や、オンライン購入での裾上げも多くなりましたので、

『持ち込みによる他社ブランドの裾上げ』につきましては、

現在対応をしておりません。ご了承くださいませ。

・JELADOをお取扱い頂いてる

『ディーラ様でご購入されたJELADO製品』の裾上げは有料となります。

※JELADOで購入頂いた商品の持ち込みの裾上げにつきましては、

今まで通り対応致します。

～人気企画スタッフベストバイ～

皆様、お待たせしました。

『JELADOスタッフベストバイ！』

今回は下半期のベストバイという事で、

上半期同様に、スタッフ1人1人の個性が出ております。

是非、参考にして下さいませ。

スタッフベストバイの動画はこちらから。

〜今週の新着動画はこちら〜

Winchesterをフォーカスした今週の新着動画…

『70s クラフトレザー』の魅力を

是非、皆様も感じて下さい。

新着動画はこちらからご覧下さいませ。