〜Leeの名作 101J〜
ずっと501XXのBLOGを
書いてきましたが
今日はリーバイスと並ぶ
アメリカの3大デニムブランドの1つ
Leeの101Jを掘り下げたいと思います。
1931年にウエスタンスタイルの
COWBOYという名前で登場します。
COWBOYのタグには101Jの文字が
入らない為COWBOYと
呼ばれる事が多いです。
リーバイスの506XXと同じように
ワンポケットスタイルだったものが
40年代にはツーポケットスタイルになり
タグに101Jの表記が入るのは
49年〜50年代前半になります。
49年〜50年代前半のタグ
70年代のこのタグ以降
101Jの表記はなくなります。
MR表記の四角黒タグ
さてツーポケットスタイルの101Jとは…
50s 赤タグ101J(過去の私物)
うっすら101Jの文字が見えますが
101Jの『J』とは
なんの略だと思いますか?
JECKETではありません。
JELTDENIMのJになります。
※JELTDENIMとは
Leeが1925年に採用した
ワークウエアー用のデニムの事で
生地が柔らかく動きやすい特徴があり、
織密度を工夫しており強度も高い。
機能性、耐久性が必要なワークウエアーに
必要なポイントが詰まったデニム生地。
JELTDENIMを使用している101Jですが
40年代にツーポケットスタイルに
なってから現在出ている復刻まで
形に変わりがありません…
それほど101Jはデザインとしての
完成度が高いジャケットになります。
これは噂での話になりますが
LEVI'S 557XX(3rd)はこの101Jを
真似て作られたのでは??と
言われております。
理由としては簡単で
557XXと101Jは作りが似ているからです。
上50s Lee 101J
下60s LEVI'S 557XX
Lee 101-Jは、非常に完成度の高いデザインと
細部に手間をかけたジャケットになります。
生産効率は落ちても実用性、機能性、品質面で
妥協していないこだわった仕様で
今でも愛されているジャケットになります。
って言う感じで
101Jに関してはコレで終わりにします。
JELADOはヴィンテージを元に生産しているブランドで
デニムも取り扱っております。
50年代のXX生地を解析する為に
50年代のデッドストック503BXXにハサミを入れ
それを科学解析しXX生地に限りなく近い
オリジナルの生地 LAST RESORTデニムを1から作りました。
このデニム生地を使った商品を紹介いたします。
JELADO Age of Longing 301XX【JP94301】
JELADO Universal Slim 312ZXX【JP94312】
JELADO 55Denim(55デニム) 313XX【JP94313】
そして10月上旬にデニム…
10月下旬に販売しましたLAST RESORT 黒タグシリーズ
JELADO Age of Longing Black tag 301EXX【JP94301E】
JELADO Age of Longing Black Tag 407EXX Size34(XS)~38(M)【JP94407E】
JELADO Age of Longing Black Tag 407EXX Size40(L)~44(XXL)【JP94407ED】
JELADO Age of Longing Black Tag 407EXX Big Size(50)【JP94407EDD】
是非店頭にてご試着くださいませ!!