JELADO USMC Loopwheel Tee【AG82221】
JELADO USMC Loopwheel Tee【AG82221】
ANTIQUE GARMENTSよりUSMC LOOPWHEEL TEEにリリースしました。
40年代の"U.S.M.C" COTTON T-SHIRTに沿った縫製仕様を完全に踏襲しました。
14/- cotton空紡糸を使った筒編吊編天竺で編み立てております。
シンカーなどの高速編み機と違い、糸番手と針のゲージの組み合わせだけでなく自在に風合いを調整できる和歌山の吊編機で(和歌山の吊編機は現代の高速編み機と違い糸目の調整を無限に変えて狙った風合いを作り上げることができます。この生地はテンションを殺さない程度の少し度詰め気味の肉厚で仕上げています。基本縫製糸は綿糸を使い縫い上げ、衿裏縫いの下飾り(表の振り糸)はシルク糸で強度とストレッチを出しております。
ミシンは3種類使用しており、まず地縫い(肩継、袖縫い)FLATLOCK、アメリカのメーカーでこの縫い目は20世紀初頭よりあるアンダーウェアteeの扁平縫いの基本となるミシン。1960年代にUNIONSPECIALのフラットシーマーが登場するまでのスタンダードなミシンです。
フラットロックの縫い目はU.S.フラットシーマーよりも角のたった縫い目になり(縫い目の肌面が平らで強度が高いのですが)、現存し稼働するミシンも希少のため(整備とオペレーションが特殊なため稼働させている工場が非常にに少ない)スペシャルな縫製となります。
次に両面飾り二本針ラッパミシン(衿バインダー)UNOINSPECIAL 52800、UNOINSPECIAL社が1930年代終わり頃に発表した半自動給油型の高速ミシン。それまでの弓(針棒を動かすアーム)を本体の中いれて両軸を固定する事で振動を減らして高速化されたミシン。
縫い目は平二本針の両面飾りでアンダーウェアで多い共襟(天竺)二つ折りラッパの下飾りが表に出る裏縫い。この縫い方にする事で衿の厚みを薄くできる事と肌擦れ出の糸切れを大幅に軽減できます。
最後に裾引き(天地縫いミシン)UNIONSPECIAL G76000はウールシャツの時代からある。二つ折りの掬い止め始末に使い、裾の縫い目が特徴的かつヴィンテージのTシャツに見られる縫い目で、目立たずストレッチのある縫い目です。
全てのヴィンテージミシンを駆使して縫い上げた(大量生産を経て合理化されていった縫い仕様を本来機能のある縫い方に戻した生産性の低いが着心地の良い)スペシャルなTシャツとなります。
Size/OneWash | Shoulder(cm) | Width(cm) | Length(cm) | Sleeve Length(cm) |
---|---|---|---|---|
S | 43 | 45 | 58 | 17 |
M | 46 | 47.5 | 63 | 18 |
L | 50 | 51 | 65.5 | 18.5 |
XL | 52 | 53 | 66 | 19 |
XXL | 54 | 55 | 67 | 19 |