506XX (後編)

506XX (後編)

さて506XXも今回が後編となりました。

あと紹介するのは2つになります。

 

前回なんですが

大戦モデルには月桂樹ボタンだけではなく

社名ロゴボタンも存在しますよって

ところがラストでしたね!!

 

では続きです!!

 

皆様お待たせしました!!

ここでいよいよ登場するのが

※①47前期になります。

(※①JELADOでは針刺しシンチバックの1stを示します。)

 

 

 

506XX 針刺しシンチバック 1st

 

 

506XX 針刺しシンチバック 1st

 

 

506XX 針刺しシンチバック 1st

 

 

デニムパンツでは47年モデルが

501XX史上最高傑作と呼ばれております。

 

物資統制が解けて全てのディテールが

復活しこのパンツを元に色んなブランドが

サンプリングをした事が史上最高傑作と

言われる由来です。

 

 

ただ戦争が終わって物資統制が解除されても

全てのディテールが揃うまでに

時間がかかってしまいました。

それはパンツだけではなくジャケットにも言えます。

 

 

実は46年ごろに使われていたバックルは

大戦時期にも使用されていたヤスリバックルを使用していました。

バックルの幅が狭くてストラップが収まらないという特徴があり

46年モデルの判別方法になりますので知っていて損はしません。

 

 

506XX 針刺しシンチバック 1st

46年のヤスリバックル

 

 

しかし収まらなかったストラップも

バックル幅の修正によりきちんと

収まるのがおそらく47年で

針刺しバックルの最終期とも言われます。 

 

 

バックル比較

上が46年のヤスリバックル

下が47年のバックル

 

 

 

そしていよいよ506XXにも

終わりが見え始めます。

 

47年に前期があるなら

当然ながら後期が登場します。

それがこちら…

 

 

47~53年製506XX

 

 

47~53年製506XX

 

 

ボタンに対しプリーツボックスが

平行になります。

 

そして針刺しシンチバックから

スライドのシンチバックへと

ディテールも変更になります。

 

 

47~53年製506XX

 

 

47年〜53年までの506XXは

1st最終期とも言われております。

 

1890年代から登場し

ディテールを変えながらも

1953年までの60年間もの間作り続けた506XX…

 

今もこの1stという形は不動の人気です。

色んなデニムブランドがございますが

必ずと言っていいほど作っております。

 

それは人気があるだけでなく

しっかりと評価をしてくれる方々が増えたことで

より一層、魅力の増したジャケットだと私は思っています。

今後も評価は上がると思われますので皆様注目してください。

 

 

JELADOでヴィンテージを元に生産しているブランドで

デニムも取り扱っております。

 

50年代のXX生地を解析する為に

50年代のデッドストック503BXXにハサミを入れ

それを科学解析しXX生地に限りなく近い

オリジナルの生地 LAST RESORTデニムを1から作りました。

 

このデニム生地を使った商品を紹介いたします。

 

JELADO Age of Longing 301XX【JP94301】

JELADO Universal Slim 312ZXX【JP94312】

JELADO 55Denim(55デニム) 313XX【JP94313】

 

そして10月上旬にデニム…

10月下旬に販売しましたLAST RESORT 黒タグシリーズ

 

JELADO Age of Longing Black tag 301EXX【JP94301E】

JELADO Age of Longing Black Tag 407EXX Size34(XS)~38(M)【JP94407E】

JELADO Age of Longing Black Tag 407EXX Size40(L)~44(XXL)【JP94407ED】

JELADO Age of Longing Black Tag 407EXX Big Size(50)【JP94407EDD】

是非店頭にてご試着くださいませ!! 

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 『506XX』関連のBLOG

506XX(前編) – JELADO

506XX(中編) – JELADO

 


 

ブログに戻る