506XX(中編)

506XX(中編)

早速ですが

506XXの中編を始めたいと思います。

 

前編の最後を飾った

1927??年製506XXでは

無刻印のボタンから

社名入りのボタンへの変更…

そしてフラップなしからフラップありへと

ディテールの変更がありましたね。

次のモデルはこちら…

 

 

1933〜35年 506XX

 

1933〜35年 506XX

 

 

 

 

1933〜35年 506XX

 

 

 

 

こちらは革パッチにNRAのタグが付く

1933〜35年の506XXとなるモデル

 

1933〜35年 506XX

 

 

 

NRAとはアメリカで1933年に設立された行政機関で35年までの

3年間のみにNRAタグは取り付けられました。

 

 

この年代になるとフラップはラウンドではなくなります。

そしてフロントの小ボタンに関しましてもこの年代が最後になります。

 

 

※ここでも補足になります。

フラップがついた1927年モデルからこの33~35年モデルまでの期間(8年間)で発売された

この小ボタンが付くモデルは現存数も少ない事からお店ではほとんど見かけることがなく、

コレクター間でのやりとりかコレクターがオークションや古着屋さんで委託品として流出するかの

2択になるケースが多いディテールを持ったジャケットになります。

勿論ですが今の相場は3桁万円になります。

それほど赤タブの付かない37年以前の506XXの価値は

今このBLOGを見ていただいてる間も上がっております。

これは大袈裟ではなく…

 

 

そしていよいよこの年代…

黒タグ407EXXにも関わる506XXが登場致します。

 

このモデルに入る前にもしこちらのBLOGを読んでいない方には

是非読んで頂きたい内容になります。

 

 

  LEVI'Sの赤タブと一人の女性社員の話

 

 

次のモデルに関わりがありますので

1度読まれた方も是非…

 

 

さて1937年506XXの登場になります。

 

 

 

1937年506XX

 

 

 

 

1937年506XX

 

 

 

 

1937年506XX

 

 

 

資料にも記載されているのですが1937年7月1日に

ジャケットに初めて赤タブが付くようになります。

※オーバーオールには1936年9月1日に赤タブを付けられていました。

この画像をグーグル翻訳のカメラ入力で見ていただければ内容が見れます。

 

 

そして実は革パッチにも違いがございます。

 

 

 

革パッチ比較

 

上の画像は37年以前の革パッチ

下の画像が37年以降の革パッチ

 

 

LOT横にはSIZEと記載されていたものが

この37モデルからは

ジーンズに付けられている革パッチに

統一されたのでは?と言われております。

 

 

そして33~35年モデルと違ってフロントボタンは大きくなります。

ここもディテールに変更がありました。

 

小ボタンとの比較

 

 

上が小ボタン(1933〜35年)

下が37年以降のフロントボタン

大きさがぜんぜん違います…

 

 

506XXの針刺しシンチバックも

色残り、コンディションもよく

さらにサイズが大きければ

値段は一気に上がります。

そういうものは3桁万円となります。

ここ最近のデニムの高騰は

まだまだ続くでしょうね!!

 

 

さあいよいよ中編の

最後のモデルを紹介いたします。

 

 

今LEVI’Sのジャケットでは最も高額であり、さらに人気のある

いわゆる大戦モデル…S506XXへと進んでいきます。

 

 

アメトーーク!!のジーンズ大好き芸人でも

草薙剛さんやニブンノゴの大川さんが熱く語っておりましたS506XX…

 

 

S506XX

 

 

S506XX

 

 

S506XX

 

 

 アメリカでも物資統制が指示され

ディテールがかなり変更となるS506XX。

 

 

これは各小売店へ

LEVI'S社が通達した内容書になります。

 

 

 

 

物資統制内容書

 

 

 

物資統制内容書

 

 

その内容として

フロントのボタンは4つ以上つけてはならない。

なので506XXはフロントボタン5つなのでS506XXでは4つに変更されました。

 

 

ただ大戦モデルの特徴でもある鉄製の月桂樹ボタンやフラップを取り除くという事は

この内容書には記載されておらず、LEVI’S社が506XXをデニムブラウスとよんでいた事もあり

WORK SHIRTの規定にあるポケットのフラップは削除の規定に従って外したとされています。

 

 

ただ大戦モデルには前期後期が存在します。

物資統制直後に生産されているS506XXの中には月桂樹ボタンではなく

社名の入ったボタンが存在します。ボタンに対しての規制がなかったことから

社名の入ったボタンをごく僅かの期間あったものとされます。

 

 

S506XX 社名ボタン

 

 

S506XX 社名ボタン

 

 

 ここでも補足させていただくと

ニブンノゴの大川さんが所持する

S506XXのスプリットバック(T-BACKともいう)ですが

以前なんでも鑑定団での評価価格は

なんと700万…。

東野幸治さんのyoutubuチャンネル

『東野デニム』でも話されていましたが

なんでも鑑定団出演後に売ってくれと

オファーがあり提示された金額は1500万…

 

製造している期間が短くスプリットバックの仕様…

さらにコンディションも良くて1500万なら

仕方ないプライスだと思いますし、玉数が少ないだけに

言い値でも欲しくなるアイテムだと思います。

出せるお金があればですが(笑)

 

と中編はここでおしまいです。

 

次の後編で最後になりますので

お付き合いくださいませ。

 

JELADOはヴィンテージを元に生産しているブランドで

デニムも取り扱っております。

 

50年代のXX生地を解析する為に

50年代のデッドストック503BXXにハサミを入れ

それを科学解析しXX生地に限りなく近い

オリジナルの生地 LAST RESORTデニムを1から作りました。

 

このデニム生地を使った商品を紹介いたします。

 

JELADO Age of Longing 301XX【JP94301】

JELADO Universal Slim 312ZXX【JP94312】

JELADO 55Denim(55デニム) 313XX【JP94313】

 

そして10月上旬にデニム…

10月下旬に販売しましたLAST RESORT 黒タグシリーズ

 

JELADO Age of Longing Black tag 301EXX【JP94301E】

JELADO Age of Longing Black Tag 407EXX Size34(XS)~38(M)【JP94407E】

JELADO Age of Longing Black Tag 407EXX Size40(L)~44(XXL)【JP94407ED】

JELADO Age of Longing Black Tag 407EXX Big Size(50)【JP94407EDD】

是非店頭にてご試着くださいませ!! 

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 『506XX』関連のBLOG

506XX(前編) – JELADO

506XX (後編) – JELADO

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