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JELADO

The 2 Monkeys Sportif 2 Shamrock【TM94905】

The 2 Monkeys Sportif 2 Shamrock【TM94905】

通常価格 ¥121,000 JPY
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The 2 Monkeys のクラシックブーツ、Sportif (スポルティフ) / Sportif-2(スポルティフ・ツー) は、20世紀初頭のブーツが持つ、曲線的なフォルムと驚くほど軽快な履き心地を再現すべくつくられています。最大の特徴は、細く絞り込まれたウエスト(土踏まず部分)を持つソール と 履き始めから足に馴染むしなやかな革のアッパー(ソールの上の靴の本体部分)です。
※20世紀初頭のブーツがこのような特徴を持っていた理由についてはこの説明文の終わりをご覧ください。

The 2 Monkeys のクラシックブーツは、この点でワークブーツとは違うタイプのブーツです。かつて存在したクラシックで優美な姿と、驚くほど軽やかな履き心地をお楽しみいただけるブーツです。

特徴的なスペード型のソールはレザー製です。前半をグッドイヤーウエルト製法で、後半の絞り込んだウエストからカカト部をマッケイ製法で底付けし、小振りのピッチドヒール(接地面に向けてテーパーをかけたヒール)を組みあわせています。コバの張り出す踏みつけ部分と、細く絞り込まれたウエスト、カカトの丸みを強調するヒールが、人の足が持つ有機的な曲線を美しく強調します。このソールはとても軽量です。レザーという素材もその理由ですが、それよりも、ウエストを絞り込んでいる分面積が小さく、後半のマッケイ製法の部分にはインソールとアウトソールとの間の詰め物がないからです。ソールが軽量であるため、靴全体が驚くほど軽快に仕上がります。このソールとしなやかなアッパーの革が組み合わさって、足全体が革で包みこまれるような独特の履き味となっています。特に足の土踏まずが下から革に支えられる感触は、他のブーツにはあまりない、柔らかな履き心地につながっています。

Sportif / Sportif-2 は、モカシン型のつま先を持つ外羽根ブーツです。元々は北米の原住民のはきものであったモカシンのつま先のつくりは、1920年代中頃にアメリカで、主としてハンティングブーツに採用されました。その後、ローファーやワークブーツなどの様々な靴に、ただし、どちらかというとカジュアルに履く靴に使われるデザインとなったものです。Sportif / Sportif-2 では、このモカシン型のつま先を、それ以前の時代のブーツの軽快なつくりに組み合わせています。

アッパーを全て同じ革でつくることを前提にデザインされたSportif に比べ、Sportif-2 は、上下で革を切り返す(上下で違った革を使う)ためのデザインです。19世紀末から20世紀の初めまで、ブーツのデザインの主流であった内羽根型のブーツでよく使われていた、上下での革の切り返しを外羽根型のブーツでも行うために、腰革(くるぶしの両側の部分)の下部に縫い合わせを入れてあります。1910年代あたりのブーツに特に多くみられるデザインです。

Sportif-2 “Shamrock” は、2種類のグリーンの革を組み合わせたツートーンのブーツです。バンプ(つま先〜甲)とヒール下部にモスグリーンのスムース革を、腰革上部に明るいグリーンのシボ革を使っています。モスグリーンのスムース革はイタリア産の馬革です。植物タンニンでなめして染色した後オイルを加えて軽く揉んで、柔らかく仕上げられています。明るいグリーンのシボ革は、国産の牛革です。植物タンニンでなめし、しっかりと揉んで仕上げており、この揉み工程で細かなシボが入ります。型押しではなく、揉まれることで入ったシボなので、シボの模様は均一ではありませんが、その分、自然な表情です。「シャムロック」とはクローバーのような三つ葉(時々四葉)の草の総称です。シャムロックはアイルランド共和国の国花であり、アイルランドのナショナルカラーであるグリーンはこのシャムロックから来ています。このグリーンのツートーンのSportif-2 “Shamrock” の名前の由来です。

最後に、The 2 Monkeys のクラシックブーツについて、その歴史的背景を踏まえて、補足説明したいと思います。(欧米、特にアメリカの歴史を中心に説明しています)

20世紀初頭(1920年代前半あたりまで)は、誰もが毎日ブーツを履いていた時代でした。自動車はあまり普及しておらず、舗装された道も少なく、人々は日々、土の上を歩かなければなりませんでした。短靴では靴に土や小石が入ってしまうため、男性も女性も、大人も子供もブーツを履いていたのです。誰もが毎日履いたからこそ、ブーツには快適さやデザイン性が強く求められました。足馴染みの良い柔らかな革や曲線を多く取り入れたソールやアッパーなどは、このような時代独特の要求から生まれた特徴です。

1920年代後半には自動車も普及し始め、1930年代に入ると、舗装路も増えてきました。人々は短靴を履き、ブーツは農業、製造業の現場で働く時や、軍隊で兵士が履くものになりました。ブーツはそうした目的に合わせて、より安全に、より頑丈につくられるようになり、そうして進化したワークブーツやミリタリーブーツは、高い耐久性を持つ反面、硬くて重い履き味のものとなっていきました。

アメリカにも日本にも、優れたワークブーツをつくり続けたり、再現したり、また上手にアレンジして提供してくれるブランドは多くあります。しかし「クラシックブーツ」とも呼ぶべき、それより前の時代のブーツの良さを再現するブランドは殆どありません。The 2 Monkeys のクラシックブーツは、言わば「忘れ去られて久しい、誰もがブーツを履いていた時代のブーツ」が持つ美しさや軽やかな履き心地を、現代のブーツ好きの皆さまに楽しんでいただくためにつくられたものなのです。

 

 




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