〜1890年 501XX〜
1890年製 501XX
皆様から見た時にあれ??っと
思う部分があると思います。
ベルトループがないですよね。
この年代の501XXは
今のようにベルトループが
つかない代わりにサスペンダーボタン
というものが付きます。
当時、今のようなファッションという
括りではなく作業着として販売していた為
サスペンダーボタンにサスペンダーを
取り付けてオーバーオールとして
着用する文化が続きます。
この時期の501XXを
ウエストオーバーオールといいます。
ギャランティーチケットが
1892年に登場しますがそれまでの期間は
このようにポケットスレーキにプリントしています。
17年間アモスケイグ社のXX生地を使用し
リベットで補強したパンツをつくっていると
いう内容。
ディテールの写真を2枚…
リベットで補強された501XX 。
コインポケット(ウォッチポケット)、レザーパッチ。
耳は赤耳ではなくこの時代は白耳。
背面は右側にバックポケットが1つだけ付く
片ポケットスタイルで
腰回りを絞るシンチバックが付きます。
この背面の画像でやはり注目するなら
アーキュエイトステッチだと思います。
1873年から存在する
このアーキュエイトステッチは
多く他社が真似する為1943年に商標登録。
弓状のステッチがバックポケットに入ります。
このステッチはカモメステッチとも呼びます!!
あと個人的にアモスケイグならではの
色落ちも見もので堅牢度(かんろうど)が低い為
色落ちが激しいのも魅力の1つ。
ヒゲやハチノスもしっかりと見えますね。
希少性の高さからヴィンテージとして括るのではなく
スーパーヴィンテージと括るのがいいと思います。
ちなみにこの間このモデルがオークションなのかな?
76000ドルで落札されておりましたの
1ドル 140円だとしても1064万…
凄いですよね!!
という感じで1890年製 501XXは
終わります!!
JELADOはヴィンテージを元に生産しているブランドで
デニムも取り扱っております。
50年代のXX生地を解析する為に
50年代のデッドストック503BXXにハサミを入れ
それを科学解析しXX生地に限りなく近い
オリジナルの生地 LAST RESORTデニムを1から作りました。
このデニム生地を使った商品を紹介いたします。
JELADO Age of Longing 301XX【JP94301】
JELADO Universal Slim 312ZXX【JP94312】
JELADO 55Denim(55デニム) 313XX【JP94313】
そして10月上旬にデニム…
10月下旬に販売しましたLAST RESORT 黒タグシリーズ
JELADO Age of Longing Black tag 301EXX【JP94301E】
JELADO Age of Longing Black Tag 407EXX Size34(XS)~38(M)【JP94407E】
JELADO Age of Longing Black Tag 407EXX Size40(L)~44(XXL)【JP94407ED】
JELADO Age of Longing Black Tag 407EXX Big Size(50)【JP94407EDD】
是非店頭にてご試着くださいませ!!
次は1901年頃にディテールが変わる為
そこをやろうと思います。
宜しくお願い致します。
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